当院の歯周病治療

歯周病は、生活習慣病の一種です。痛みがないまま進行する場合も多いため、気づいたときには重症化し、重症になると歯を支えるあごの骨が溶けて、歯を抜かなければならなくなります。

当院で歯周病治療を担当する院長は、歯学部の歯周病学講座に現在も在籍し、海外での学会発表も行っています。そのため、できるだけ歯を抜かずに、体への負担が少ない治療を行うことが可能です。

歯周病治療では、歯周病の原因となる歯の汚れをしっかりと取り除くSRP（スケーリング・ルートプレーニング）をご提供。それでも症状が改善しない場合は、外科処置で歯の根の奥深くに溜まった汚れを取り除く、歯周外科手術を行います。

（※2018年現在）

治療にはマイクロスコープ（歯科用の顕微鏡）を使用し、精密で丁寧な処置を行っています。また、録画した治療内容をお見せすることも可能です。ご希望の際はお声がけください。

歯周病が進行した場合にも、精密な治療により、できるだけ歯を残せるようにしています。歯周病治療で通院しているのになかなか症状が改善しない方、歯を抜かなければならないと診断された方も、当院にお気軽にご相談ください。

歯周病が進行し、あごの骨の組織が溶かされてしまった場合は、エムドゲインという薬剤を使った歯周組織再生療法を行っています。

あごの骨が失われた部分にエムドゲインを塗ることで、歯周病で失われた歯を支える組織（歯周組織）の再生を促すことが可能です。そのため、重症の場合でも歯を抜かずに治療できる可能性が高まります。

エムドゲインによる歯周組織再生療法は、外科的な処置を伴うため、専門的な技術と知識が必要です。しかし当院では、長年の経験がある歯科医師が歯周病治療を担当するため、重症化した症例も対応できます。お気軽にご相談ください。

歯周病は一度症状が治まっても、歯磨きや生活習慣の変化で再発しやすい病気です。

そこで当院では、患者さまお一人おひとりに担当の歯科衛生士をおつけし、歯周病治療後のメインテナンスを行っています。定期的にご来院いただき、お口のクリーニングをしたり、ご家庭での歯磨きの方法などについてもアドバイス。担当の歯科衛生士は基本的には同じなため、お口の中の変化があればすぐに気づけます。そのため、より丁寧なケアを行うことができます。

当院の歯科衛生士は当院だけの勤務ではなく、ほかの医院でも患者さまのお口を診て経験を積み重ねている、フリーランスの歯科衛生士も在籍。患者さまのお口の健康を守るために、日々勉強を続けています。安心してお任せください。